フィリピン医学留学Diary

フィリピン医学留学での様々な出来事を綴ります。

1年生授業カリキュラム概要

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1年生の科目は上の写真で記載されている通りです。全部で8科目あります。そのうち、Major科目と言われるものが、通年のAnatomy, Biochemistry, PhysiologyとMinor科目と言われるものが5科目あります。Anatomyは週2-3回の2時間超の授業に加え、人体解剖実験と細胞学実験が週に3回あります。Physiologyは週2回。Biochemistryも週2回の授業で、両科目とも実験が月2回ずつです。これら3つのMajor科目が1年生の全体成績の90%以上を占めるので、1年生はこの3科目に殆どの時間とエネルギーを割いて勉強することになります。毎週Quizが1つまたは2つあり、月に1回は地獄の試験期間が来ます。この試験をLong Examと呼び、1年間でLong Exam1~6までの6つの試験があります。これが全体成績の60%を占めます。このLong Examsが成績の大半を決めるので、学期が始まって間もない時、ある上級生が友人のクラスメートの女性にGet raped, but don't fail the long exams.という至高のアドバイスを送っていたのを今でも鮮明に覚えています。残りのうち、15%は1年間の総まとめのFinal Examinationで、後はクイズ、出席、ディスカッション、レポートで決まります。配点の少ないMinor科目は大して難易度も高くないので説明を省きます。

2枚目の写真に2016-2017年度1年生の後半期カリキュラムを参考までに載せました。ちなみにISPはIndivisual study periodの略で、授業はなしという意味です。