フィリピン医学留学Diary

フィリピン医学留学での様々な出来事を綴ります。

フィリピン医学部を卒業して日本で働けるのか

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結論から言うと、可能です。しかし、保障はありません。日本の医学部は入学が困難ですが、一度入学すれば、殆どの学生が卒業して医師になると思います。一方、フィリピンの医学部はその逆です。入学試験はありますが、日本の入試のように難関なものではありません。その代わり、入学後、卒業するまで進級するのが大変です。卒業したら、日本の国家試験もしくは予備試験受験資格の審査を受けます。この審査に通って、日本の国家試験を合格すれば日本で医師として働けます。

正直、この審査にどのくらいの海外医学部卒業者が通るのか、基準は何なのか、といった詳しい事は現時点でわかっていません。あくまでAdmissions officeの方々と話した時の印象ですが、UERM(University of the East Ramon Magsaysay)からは沢山の日本人が卒業したが、少数しか日本の審査で通らなかったというのではなく、卒業まで辿り着けたのが少数しかいなかったのではないかと思っています。

僕が調べた限り、過去にUERM医学部を卒業して日本で3人の方が医師として活躍されています。(面識はありませんが)1人は尼崎で開業されている小川説郎医師。次に、横浜で開業されている明石 恒浩医師。もう一人は、林メリー・ジェーン麻酔科医です。参考までに、下に関連URLを貼っておきます。

 

小川医師 兵庫県尼崎市 総合内科・消化器内科 開業医インタビュー|e-doctor

明石医師 http://www.akahige-taishou.jp/case/book/pdf/book5_id3.pdf

林メリー・ジェーン医師 http://www.ideta.or.jp/patient/dr/dr_hayashi.html