フィリピン医学部入学までの手続き
フィリピン医学部の入学絶対条件は、学士号を持っていること。文系の学士号でも構わない学校が多いです。二つ目はNMAT(National Medical Admission Test)の試験の点数。この足切りの点数は学校によって変わります。受ければそれでいいというような医学部から、90%以上が絶対条件のフィリピン大学やアテネオデマニラ大学まで、それぞれの学校が基準を定めています。
大まかな手続きは
NMAT受験
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出願
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面接(UERMは現地面接必須ですが、SKYPEで対応してくれる学校も多いようです。)
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合否発表
といった流れです。
出願は必要な書類を集めるのが少々面倒ですが、学校側から要求される書類を提出すれば終わりです。また、万が一書類の提出が期限より遅れても、なんとでもなるのがフィリピンです。これはあくまでも印象ですが、出願期限が万が一過ぎていても、授業開始日前に提出すれば入学できそうです。面接は、外国人留学生の場合、あくまでも名目上で、落とされることは滅多にないと思うので割愛します。一番時間がかかるのはNMAT受験です。日本の入試やアメリカのMCATと比べると、簡単だと思います。また、TOEICのように何度も受験可能で気もかなり楽です。とはいえ、アメリカの大学1,2年次に履修する教養レベルの生物学、化学、数学、物理学、心理学、社会学、Verbal reasoning等と科目が多いので、ある程度の準備が必要になります。NMAT対策に関しては、また別の記事で詳しく書きます。