フィリピン医学留学Diary

フィリピン医学留学での様々な出来事を綴ります。

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フィリピンの病院

フィリピンの医学留学を考える際に、そもそもフィリピンの医療施設はどうなんだと思われる方もいるかと思います。こちらの病院は格差社会の影響を強く受けていて、マニラ都心の近代的な総合病院から戦時中を思わせるような野戦病院までピンキリです。医療設…

フィリピンの医学部を卒業してアメリカで働けるのか2

この記事は「フィリピンの医学部を卒業してアメリカで働けるのか」の続きです。幾つかコメントを頂いたのを加味してまとめると、日本の医師免許を取得した上でなら可能ですが、フィリピンから直接卒業後アメリカで臨床をするのは難しいのではないかというこ…

写真で見るフィリピンの医学部生活

医学部生活について色々と綴ってきましたが、日本から文字を読んでいるだけでは想像が湧きにくいと思います。この記事では医学部の生活が伺える写真を載せてみます。 小グループのepidemiologyの授業後に取られた写真。フィリピン人は写真大好き。些細に思え…

医学書が激安だった

今日は医学書を揃えるC&Ebookshopという本屋に行ってきました。揃えるといっても、アマゾンと比べるとあんまり揃ってないけど、勿論日本とは比較できない程充実してます。USMLEの対策本が無いかなと眺めていると、「Clinical Neuroanatomy made rediculously…

フィリピンのタクシーでぼったくられない方法

僕はこの1年で少なくとも100回以上タクシーに乗りましたが、ここマニラではタクシーの運転手にぼったくられる事件が日常茶飯事で起きています。僕の感覚上、ぼったくり運転手に出会うのは、空港の近くで60%強、空港から離れた場所で30%くらいといったところ…

ケソン市が医療観光都市に?

僕が住んでいるケソン市の市長が”ケソン医療観光ビジョン2020公約”に署名しました。3年後の2020年までにフィリピンを代表する医療観光都市へと成長する為に、医療観光を促すような改革が進むらしいです。ケソン市は、マニラの中心地からはちょっと離れていて…

現地の医学生はどんなところに住んでいるのか

スラム街や歓楽街の少なくないマニラで、一体どんなところに暮らしているのか疑問に思われる方もいるかもしれません。今回は此方の医学生が住んでいる場所を紹介します。百聞は一見に如かずということで、写真を多く載せますね。ちなみに、うちの学校には寮…

フィリピン人の英語

巷ではフィリピン人は小学校から英語で授業が始まり、国民の大多数が英語を話すと言われていたりしますが、実際はそうでもありません。まず、ここマニラでは国民の20%は一日1ドル以下の生活を強いられています。貧困層は学校に行くことができなかった人が大…

フィリピン医学留学必須アイテム

医学部生活を生き残る際に、これだけは日本から持って来ていて良かったと感じたものが幾つかあります。その中でも一番はこのALCの辞書です。大学時代から、英語学習のために様々な辞書を使ってきましたが、これが断トツで良くできていると思います。日本では…

医学留学で後悔しない為に

フィリピンの医学部に入学された方の中には、学校が想像以上にキツく、志半ば止むなく帰国される方もいます。個人的には、イチロー選手の仰る『やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」と言われたことは、違います。』の賛成派ですが、…

1年生SURVIVE術

UERMで1年生をSURVIVEする為のアドバイスを書きます。 1.できるだけ早く、現地の学生の友人を作る。僕は入学する以前に、日本からfacebookで現地で勉強している学生に突然メッセージを何通か送り、その過程で素晴らしい出会いに恵まれました。2年生だった…